公園で野宿した感想と公園で野宿するときにあった方がいいもの
こんにちは、Atsukiです。
つい先日、どうしてもやむ終えない事情で公園に野宿しました。
この記事を読んでいるあなたもいつかそんな時がくるかもしれませんよ。笑
そこで、実際に一夜だけ公園で野宿した感想と公園で野宿する時にあった方が便利なものを紹介していこうと思います。
公園で野宿するに至った経緯
それではまず初めに僕が公園に野宿するに至った経緯を話していこうと思います。
まず僕は今格安シェアハウスに住んでいます。
一応都内で家賃や電気代など全てコミコミで月4万円。
冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器、調理器具はもともとあり、敷金礼金も0なので初期費用0円ですぐに生活することができる。
そんな安さに目を輝かせて即決で入居することを決意しました。
部屋の大きさも、物をあまり持たない僕にとっては十分な広さですごく快適です。
ちゃんと収納も付いていて全然ありです。
ただ個人的には部屋に炊飯器と小さい冷蔵庫が欲しいです。
リビングの冷蔵庫パンパンすぎて入らないし、炊飯器は空きがなくて米が炊けない。
でも全部コミコミ4万円なら妥当な感じはします。
あと自分はあまり気にしないタイプですが、壁が薄すぎるのでどんな小さな物音も全然聞こえちゃう。笑
今パソコンを叩いていますが、多分隣にある程度は聞こえてしまって迷惑がかかっているかもしれません。(あまり音が出ないタイピング方法を身につけました。)
個人的に近くに土手があるのが気に入っていて(特定されそう)、そのうち土手ランニングを習慣化にしようかなと思っています。
そしてここからが本題ですが、部屋の鍵はカードキーになっていて個人的には好きじゃないです。普通の鍵の方が無くしにくいから普通の鍵の方がよかった。
それにカードキーの場合、カードキーを部屋に置いたまま、部屋の鍵を閉めてままドアを閉めるとインロックとなって部屋に入れなくなります。
そうです僕はこれをやらかしました。
カードでドアをロックして、そのあとカードを部屋にいれて、ドアを閉めて外に出ました。そしてもう一度部屋に入ろうとしたら、あっ。。。。。
僕はその時ポケットに携帯しか入っていませんでしたし、かなり焦りましたね。
隣の住民の方にも協力してもらい窓から入ろう作戦をしましたがこんな時に限って窓の鍵を閉めっぱなしにしていました。
こうなってしまったらシェアハウスの事務所に電話をしてカードキーを作ってもらうしかありません。
ですが時間はその時すでに23時でしたので電話は繋がりませんでした。
もうどうしようもない状況でしたが住民の方が優しくアドバイスしてくれました。
- カードキー事務所にもらってきてその日に返せば無料になるよ!
- 電車賃ぐらいだったら貸すよ!
- 寝る道具貸してあげるよ!
などなど。優しさに心が痛くなりました。
僕はやっぱりそこまで他人に迷惑はかけてはいけないと感じたので、もしかしたら事務所にいけば何かが起こるかもしれないと思いチャリで片道40分ぐらいかけて事務所に行きました。
そこでなぜ僕はそんなに焦っていたかというと次の日にバイトの面接が入っていたからです。今結構生活がキツキツなのでバイトをやらないといけない状況にいてどうしても面接は受けたかったのです。そして面接に必要な書類などは全て部屋の中にあったからです。
面接は朝の11時から。なんとかそれまでに、
カードキーをもらいに行く。
↓
面接を時間通りに受ける。
↓
その日のうちにカードキーを返しに行く。
というミッションをこなさなければいけませんでした。
ですがそんな夜中に行った事務所でしたが、案の定やっていませんでした。
今から帰っても意味ないし、カードキーをもらわないと面接に間に合わないし、って感じでやむ終えず近くの公園で一夜を過ごすしかありませんでした。
ここまでが公園で野宿することになった経緯になります。
ここからは、公園までの道のり、公園での出来事、野宿の後、公園で野宿する時にあった方がいいもの、を順に話していこうと思います。
公園までの道のりについて
夜中に自転車かっ飛ばして会社まで来たものの会社はやっておらず。。。
持ち物は携帯のみで、お金は携帯に入ってるスイカの190円しかありませんでした。
とりあえずあまりのショックさから何か食べないとやっていけないと感じたのでなけなしのお金でファミマのおにぎりを買いました。
全然味を楽しむことなく、ただ何か口に入れたかったって感じでした。
僕は次の日の11時にバイトの面接が控えていたのでなんとかそれまでには間に合わせたかったので朝一番にカードキーを受け取って速攻家に帰るという計画をしていました。
できれば面接した後にプログラミング教室にいって勉強したかったのでなおさら間に合わせようと考えていました。
もちろん近くにホテルにも、ネットカフェにも止まるお金がないのでどっかで野宿するしか道がありませんでした。
流石に道端に寝るのは周りの目とかが嫌だったので公園に行くことに決めました。
携帯のグーグルマップで近くの公園を調べてそこに向かいました。
公園に行く途中にマッサージ3000円でどうですかー!って誘われましたが、「お金がないので〜」といってさらっと流しました。
公園について寝床を探すために一周ぐるっと回って良さそうなベンチを発見したのでそこで寝ることにしました。
公園には何人か人はいてはずかしかったですけどそんなの気にしてたら眠れないので人目を気にせずベンチに横になりフードで顔を隠して眠りにつきました。
公園での出来事
無事に寝床を確保した僕は、眠りに着くまでは時間はかかりましたがだんだん眠くなってきてちゃんと寝ることができました。
(ああ、これがホームレスの生活かぁ。きついなぁ。なんでこうなっちゃったんだろう。。寒いなぁ。蚊もいるなぁ。ベンチ汚いなぁ、赤ダニとかいそうだなぁ。明日またチャリ漕ぐのめんどいなぁ。俺この先どうなっちゃうんだろう。。。)
なんてネガティブなことばかり考えていました。
ポジティブなことを考えようとしても、寒いし、汚いし、虫いそうだしで考えることは不可能でした。
多分こんな生活を毎日続けてたら心の芯までネガティブになりそうな感じがしました。
初めは眠りにつけたものの、3時ぐらいが特に寒すぎて死にそうでした。
どうあがいても寒さに耐えられずにずっとブルブル震えていました。
6月でもかなり寒かったです。
夜寝てる間に猫がきてずっとこっちをみてました。
ネコ「なんか変な人がいるな。でも全く動かないから近づいても平気そうだな」みたいな感じで結構近ずいてきたりもしました。
まあ引っ掻かれなかったのでよかったですけど、もしかしたら引っ掻かれたり噛まれたりするかもしれないという恐怖はありました。
それでも頑張って寝てまた5時ぐらいに目が冷めるも、寒すぎて、体育座りして1時間ぐらいくるまってました。
すごくまぶたが思いし、全く寝た気がしませんでした。
あまりのストレスで目つきが超絶悪くなり、目を大きく開こうとしても通常の3分の1程度しか開かなかったですね。
体育座りで1時間寒さをしのいでいた時に公園の清掃のおじいちゃんがきて、何も言わずにただただ掃除していました。
僕が寝ているベンチの下の枯葉とかもホウキで取っていました。
目の前にホームレスがベンチで寝ているのにも関わらず何もなかったかのように平気で掃除をしている風景はなんだか不思議でした。本当に僕のことを置物みたいな感じでみていたんだと思います。僕自身も自分は置物だと思ってその場に一切動かずにいました。
朝になったということで超絶ダルイ体をなんとか起こそうとストレッチをしたり、歩いたりしました。
ですが全く体力も気力もなくすぐにベンチに戻りうずくまってしまいました。
野宿の後
朝の7時ぐらいになり、会社に向かってみることにしました。
ですが誰もいなくて鍵もしまっていました。
ドアの近くに椅子が3つほど並んでいたのでついつい寝っ転がって寝てしまいました。笑
そして30分待っても1時間待っても誰もこず、どんどん絶望感に押しつぶされていきました。
そしてようやく、さらに30分ぐらいたったら一人の女性の従業員がきて、
「どうしましたー?」って声をかけてきましたので、
「いやぁ、鍵を部屋の中に置きっぱでインロックになってしまいました。。。」
って返事をしました。
ですがあいにく、その方は新しい鍵を作ることができない人でしたので、さらに待たないと鍵を作れる人が出社してこないみたいでした。
だいたい9時半ほどにくるといっていたのでそれだったらギリギリ面接に間に合うと思い少しだけ安心しました。
それからまた1時間ほど椅子で寝ながら待っていました。
そして9時半あたりになり社員の人たちが続々と出社してきました。
が、しかし、カードを作れる人がなかなかこなくて不安が爆発しました。
そしてようやく10時ぐらいになってカードを作れる人がきて手続きすることになりました。まだこの段階ではギリ間に合うかもしれない時間だったので、希望を託しました。
しかし、ミスなどもあったらしくて、カードを作るのがかなり遅くなってしまい気づけば10時半。
自転車で自宅まで戻るのにも30分はかかるのでどう計算しても面接には間に合いませんでした。
そして不幸は続くもので、カード交換代が5000円もかかりました。
正直この5000円はかなり痛いです。
コーヒー半月分と考えると大きすぎる額です。
そして面接の日程を変えてもらうように電話をして、後日受けることになりました。(後日受けた面接ですが、無事に受かりました! 多分あの時無理して受けていたら目つきもやばかったし、顔色もやばいし、元気もなかったので落とされていたと思います。)
なのでなんだかんだ言って間に合わなくてよかったのかなーなんて思ったりもしてます。
家に帰ってからは真っ先にベットに飛び込みました。
何もかもやる気が起きなくて、安定して続いていたプログラミング勉強のモチベーションも一時期なくなりました。もちろんこのブログも。。
本当に何もやる気が起きない。トイレにすらいきたくない。体が全く動かない。
本当にそんな状態でした。
2時間ぐらい、携帯をなんとなく触りながらベットにゴロゴロして、ようやく少し動いてみようかなって思えてきました。
今日は、夕方ぐらいから4時間ぐらい勉強すればいいかなーなんて考えていました。
気分転換に最近引っ越してきた街を回ってみようじゃないかということで適当に自転車で自宅の付近を走りました。
近くに銭湯があったのはその時知って、かなり嬉しかったです。たまに気分転換に温泉に入りたくなる人間です。
それからプログラミング勉強へのモチベーションも回復してきたのでその日は3時間ほど勉強していつも通りの夜を迎えました。
少し多めに夜ご飯食べました。美味しかったです。
公園で野宿するときにあった方がいいもの
さて、ここからはもしかしたら公園で野宿することになるかもしれない事に備えて、実際に公園で野宿を経験した僕が、公園で野宿するときにあった方がいいものを紹介していこうと思います。
まずはじめに大前提としてお伝えしておきたいことは、
できるなら公園で野宿は一生するな!!ってことですが、まあ当たり前ですかね。笑
しかし、持ってるお金が本当に0で、周りに知り合いがいない時などはやむおえず公園で野宿することがあるかもしれません。
今回は僕と同じ条件。
つまり、お金が0、長袖長ズボンは着ている、携帯を持っている、という前提で話していこうと思います。
では、野宿するときにあった方がいいものをランキングにしてお話します。
- ダンボール
- 新聞紙
- 虫除け系
- 食べれる雑草の知識
- 人目を気にしない精神力
- 綺麗な枕がわりの石
以上です。
まず堂々の1位が"ダンボール"です。
まじで必要です。他のものは一切いらないのでとりあえずダンボールがあれば安定に野宿をすることができます。
野宿で圧倒的にきついのが寒さでした。
それに衛生面的にもダンボールがあればかなり守られます。
ダンボールはめちゃめちゃ暖かいので必須です。
ある程度肌を隠すこともできるので蚊に刺されにくくなるのもメリットです。
それにダンボールが余っていれば枕も作れるので最高に快適な野宿をすることができます。
僕は寝始めた時は寒くなかったのでそのままいきましたが、3時ぐらいに寒さで目が冷めた時はとてつもなく後悔しましたね。
入手難易度も低くスーパーとかに行けばタダでダンボールをもらうことができます。
公園で野宿するときはダンボール。これは絶対に押さえておいてください。
次に新聞紙。
これは完全にダンボールの下位互換です。
暖かくし、綺麗な新聞紙なら衛生面も守れます。
ですが入手難易度はかなり高いです。
手に入ったとしても汚い場合が多いのでぶっちゃけきついです。
耐久性もダンボールと比べると劣るので新聞紙を探すメリットはあまりないです。
次に虫除け系です。
公園で野宿した人ならわかると思いますが、めちゃくちゃ蚊に刺されます。
僕は5箇所刺されました。
あとあとダメージが響くので蚊の対処はしておきたいです。
幸いにも長袖長ズボンだったので刺されたのは手だけでした。
半袖半ズボンは本当に地獄だと思います。
ですが虫除け系は入手難易度は超絶高いです。
まあお金ないんじゃ普通に手に入らないです。
あったらめちゃめちゃいいです。
ほんの少しお金があるなら虫除け系を買いましょう。
僕は食べ物を買いましたが、一日ぐらい食べなくても死にはしないので個人的には無駄な出費だったかなと思っています。
次に、食べれる雑草の知識です。
1日ぐらい食べなくても死にはしないと言ってもお腹はすく時はすきます。
そんな時は食べれる雑草の知識があれば乗り切れるんじゃないでしょうか。
日本には食べられる雑草が多くあります。
そして多くの公園には水はあると思うので洗って食べれば衛生面は守られると思います。
次に人目を気にしない精神力です。
ここで質問です。あなたならどっちを選びますか?
・人通りは多いが寝心地が良さそうなところ。
・人通りは少ないが寝心地が悪そうなところ。
僕なら真っ先に"人通りは多いが寝心地が良さそうなところ"を選びます。
どうせ顔も覚えられるわけじゃないし、できれば質の高い睡眠はとりたいといった感じなので寝心地の良さそうな場所を選びます。
寝心地が良い方が睡眠の質も上がるので日中のパフォーマンスはよくなります。
次の日体はだるくはなりません。
僕が選んだベンチはぶっちゃけ寝心地はよくなかったです。そのせいで何回も起きる羽目になったし次の日体がだるすぎました。
もしまた同じようなことが起こったら、まずダンボールをもらってきて堂々と平地に敷いて堂々と野宿しようと思います。
通行人が羨ましがるぐらい質の高い睡眠を手に入れてやろうと思います。
最後に
いかがだったでしょうか。
僕みたいな事にならないようにするのが一番ですが、やむ終えない時がくるかもしれません。そんな時はこの記事を思い出して役立ててもらえればなと思います。
野宿するならダンボール!ですよ。これだけは忘れないでください。
あと何日かは何も食べなくても死にはしないのでできればお金は虫除けに使うのがいいと思います。